Japanese
English
Neurological CPC・128
痙性歩行発症14年後に認知症症状を合併した全経過27年の89歳女性例
An Autopsied Case of 89 Years Old Female Who was Complicated with Dementia after 14 Years from the Onset of Spastic Gait, in Her Total 27 Years of Clinical Course
吉村 まどか
1
,
中瀬 浩史
1
,
中野 今治
2
,
河村 満
3
1虎の門病院神経内科
2自治医科大学神経内科
3昭和大学医学部神経内科
pp.79-92
発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100012
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〈世話人挨拶〉
織茂 第5回目を迎え,これまでのNeuro CPCを振り返ってみます。
第1回は2題。第2回の第2題はlymphoma,第3回の第1題はたぶんMS,第2題は若年性発症の恐らくFTDP-17ではないかと言われた例だったと思います。それから第4回,第1題がAIDS,第2題が,parkin-associated PDの詳しい発表がありました(巻末に1~4回のリスト掲載)。
このように本会では,臨床の先生には臨床の話を詳しくしていただき,ディスカッションをはさんで,病理で答えを出していきます。さらに,コメンテーターとしてその領域で著名な先生に来ていただき,その病気あるいは病態を掘り下げますので,われわれ臨床家にとって非常に勉強になります。議論が活発になり,つい時間が延びてしまいますので,今日は,なるべく時間内に収めたいという話がされました。
それでは,1例目の司会の河村先生にバトンタッチいたします。
司会 1例目は全経過27年という例です。吉村先生と中瀬先生にお話しいただきます。コメンテーターは自治医大の中野先生ですが,短時間で終わるそうですので,十分に議論いただきたいと思います。
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