特集 血糖自己測定(SMBG)の課題と展望
Ⅰ鼎談
血糖自己測定(SMBG)の課題と展望
松岡 孝
1
,
粟屋 智一
2
,
大久保 雅通
3
1倉敷中央病院糖尿病内科
2いつかいち駅前内科
3内科(糖尿病)久安医院
pp.696-705
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415200230
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最近では,病院の先生方の多くはCGM(continuous glucose monitoring)をお使いになる時代になってきました.ただ,これまでのCGMはSMBG(self-monitoring of blood glucose)の測定値をキャリブレーション(calibration)して使ってきましたから,SMBGの必要性がいきなりなくなることはないでしょう.一方で,SMBGは痛みもコストも伴うものですから,上手に使わないといけない手技だと思います.
今日はお2人の先生方にお越しいただき,松岡先生には病診連携をたくさんされている病院のお立場から,粟屋先生には開業の専門医というお立場から,忌憚のないご意見を伺いたいと思います.
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