増刊号特集 患者さんの問題解決! 糖尿病食事療法
Ⅰ患者さんの問題に応える
【わかっていてもできない問題】
つい食べ過ぎてしまいます—よく噛んで食べる,食べる順序の工夫
栗林 伸一
1
1三咲内科クリニック
キーワード:
①ドーパミンD2受容体
,
②インクレチン効果
,
③咀嚼
,
④ヒスタミン
,
⑤セロトニン
Keyword:
①ドーパミンD2受容体
,
②インクレチン効果
,
③咀嚼
,
④ヒスタミン
,
⑤セロトニン
pp.713-716
発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415200009
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症例 42歳 男性 会社員
2013年9月の検診でHbA1c 7%台であった.40歳時,最高体重(94kg)になったが,2カ月前から体重減少・口渇があり糖尿病の悪化を心配し来院した.
身長170cm,体重82.1kg(BMI 28.4),腹囲94cm.食後血糖335mg/dL,HbA1c 10.8%,GAD抗体陰性,C-ペプチド3.5ng/mLであった.肝機能正常,血清Cr 0.67mg/dL,LDL-C 148mg/dL,HDL 55mg/dL,TG 96mg/dL.網膜症・神経障害なし,尿中アルブミン指数4.4mg/gCr.
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