Japanese
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Case Discussion●CDE症例検討会
「習慣を変えるのが怖い」と治療に抵抗を示す症例
A person living with diabetes who is afraid to change behavior
山本 壽一
1
,
毛利 貴子
1
,
斎藤 幾重
2
1ハートライフ病院糖尿病センター
2さいとう内科クリニック
pp.531-542
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100869
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□症例提示
看護師A 症例をBox 1に示します.43歳男性,会社員で,10年前に糖尿病と診断されています.近くの総合病院で経口薬による治療を受けていましたが,コントロール不良で3年前には血糖400mg/dL.今回,健診センターの保健師に専門医での治療を勧められ来院されました.初診時,体重100.9kg,身長174cm,BMI33.2,食後4時間血糖336mg/dL,HbA1C11.0%.
現在気になっていることとして,①糖尿病の合併症が心配である,②体重コントロールをしたい,③食事について指導を受けたい(妻が外国人なので),という3点を挙げています.
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