Japanese
English
チームでBrush Up 糖尿病診療
症例から学ぶエンパワーメント(3)
Empowerment through learning
山本 壽一
1
,
毛利 貴子
1
,
大城 郁子
1
,
玉那覇 美幸
1
,
仲里 幸康
1
,
牧門 武善
1
,
久場 徳子
1
,
新垣 優子
1
,
我那覇 優子
1
1ハートライフ病院 糖尿病センター
pp.487-493
発行日 2004年7月15日
Published Date 2004/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100191
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Case 3 チームでエンパワーメント・アプローチ
患者:Sさん,48歳,166 cm,73 kg.
職業:学校管理職.
主訴:教育入院希望.
家族構成:妻(共稼ぎ)と子ども3人で暮らす.
家族歴と既往歴に特記事項なし.
現病歴:子どもの頃からコーラを多飲していた.6年前に検診で高血糖を指摘されていたが体調は悪くないと放置していた.ここ数年多忙で,仕事上のストレスもたくさんあった.3年前の検診ではHbA1C 7.8%と悪化していたため,自己流で食生活の改善と運動を実施していた.Sさんは良くなっていると思っていたところが今年の検診ではHbA1C 10%とさらに悪化していたため,教育入院を希望して受診される.
合併症は認めなかった.
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