--------------------
Master Garden●ひとことコミュニケーション
黒瀬 聖司
1
,
西川 潤子
1
,
今井 貴美子
1
,
七野 由美子
1
,
山下 素永
1
,
津田 恵子
1
,
竹内 美江
1
,
角 さやか
2
1医仁会武田総合病院 疾病予防センター
2十条リハビリテーション病院 心療内科
pp.448-449
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100713
- 有料閲覧
- 文献概要
本人に気づきを求める
運動指導の現場では,ただ「運動しなさい」では指導にはなりません.なぜ運動が必要なのか,どうすれば運動ができるかなど本人に気づきを求めるようにしています.そのため,すぐに答えを言わず,本人に答えを誘導するように話しかけます.そうすることで,本人の理解度は良くなるし,会話が発展していきます.また個々の生活に見合った指導が可能となり,「自分のことをしっかりと見てもらえている感」も大きくなると思われます.
血糖値やHbA1Cなど管理の結果に対して,よいときはほめ,継続してもらいます.悪い時はただ「よくない」と目の前のことだけに目を向けるのではなく,その先にある合併症のリスクなどを話した上で,改善点を一緒に探していきます.結果は結果として受け止め,改善の方法を考えることは大切です.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.