Brush Up ! CDE●糖尿病療養指導士講座 第3回
薬剤師以外のCDEへの要望―インスリンを分泌させる薬剤の特徴―SU薬,速効型食後血糖降下薬(グリニド系薬剤)
野々宮 修
1
1成田赤十字病院薬剤部
pp.302-306
発行日 2007年5月15日
Published Date 2007/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100594
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Case:他院通院の患者
74歳,女性.
自室にて家族が声をかけても反応がないため当院救急室に家族が搬送.血糖値25mg/dL.低血糖昏睡にて入院となる.
病型:2型
罹病期間:29年
嗜好品 喫煙:なし 飲酒習慣:なし
身長142.5cm,体重41.0kg,BMI 20.19
血圧141-90mmHg,HbA1C 7.3%
血清脂質T-Cho 157mg/dL,HDL-C 40mg/dL,LDL-C 87mg/dL,TG 131mg/dL
Crea 1.70mg/dL
網膜症:検査歴なし,腎症:特に指摘なし,神経障害:特に指摘なし,
動脈硬化症:特に指摘なし,高血圧症:あり・降圧薬服用あり,高脂血症:なし
家族構成:夫,息子夫婦,孫2人の6人家族
その他の特記事項:なし
指示エネルギー:1,200kcal/日(指示のみ) 減塩:薄味で 蛋白制限:特に指示なし
運動療法:特に指示なし
薬物療法:グリベンクラミド(2.5)2錠2×朝,夕食後
エナラプリル(5)1錠1×朝
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