Japanese
English
Diabetes Clinic クリニックでできる栄養指導
間食がある2型糖尿病患者への栄養指導
Nutrition consultation to the patients who like snack
澤入 房子
1
1筑波大学体育研究科田中研究室
キーワード:
食事療法
,
減量食
,
間食
,
食行動
,
心理状態
Keyword:
食事療法
,
減量食
,
間食
,
食行動
,
心理状態
pp.577-579
発行日 2003年9月15日
Published Date 2003/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100493
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Case
間食がやめられない患者への指導
症例:29歳,女性,無職.
主訴:2002年6月治療目的にて当院受診.栄養指導を希望.
家族歴:母親が糖尿病.
身体所見:身長152.0 m,体重74.5 kg,BMI 32.2,血圧117/78 mmHg.
現病歴:2001年に糖尿病を指摘され,I病院にて治療中であった.当院での治療を希望し来院.過去の最大体重は18歳時の74 kgで,当院治療開始の段階では68 kgであった.しかし,当院での治療中に体重が徐々に増え,74.5 kgとなったため指導開始となった.
初診時検査成績:HbA1C 9.2 %,BG 187 mg/dL,TG 110 mg/dL,HDL-C 60.1 mg/dL,尿中ケトン体(-)外来指示エネルギー:1,440 kcal/day(18単位),蛋白質65 g,糖質210 g.外来時処方:アマリール1 mg,メルビン500 mg 2×.
Caseの教訓:食社会的要因を抱えた患者の心理状態を考え食行動の問題点を探る.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.