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アキュチェックインタビューを用いた面談の実際―患者の治療に対する関心や問題点を明らかにし,エンパワーメントアプローチを可能にする面談
Practical approach using the ACCU-CHEK Interview program
大城 郁子
1
,
山本 壽一
1
1ハートライフ病院糖尿病センター
pp.376-377
発行日 2003年5月15日
Published Date 2003/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100406
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アキュチェックインタビューは糖尿病とその治療に対する感情を明らかにし問題解決への糸口となる.
糖尿病診療をしていて,「なぜ治療行動を始めてくれないの」や「どうして続けられないの」と怒りや虚脱感にとらわれることがしばしば経験される.このような患者を「自己管理できない人」とレッテルを貼ることで治療側が問題点に蓋をする場合もある.しかし,望ましい診療としては,視点を変えてこの患者には「自己管理できない理由がある」ととらえ,その理由を患者とともに明らかにしようとする過程が問題解決への糸口となり得る.このような状況へのソリューションとして開発された糖尿病患者問題探索型コンピュータソフト「アキュチェックインタビュー」を用いた患者面談法について実例を挙げて紹介する.
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