Japanese
English
チームでBrush Up 糖尿病診療
糖尿病患者のからだを診る,こころを聴く―インスリン治療をめぐって
Brush up the quality of diabetes care by team approach
石井 均
1
,
𠮷岡 成人
2
1天理よろづ相談所病院 内分泌内科/栄養部
2北海道大学大学院 医学研究科病態制御学専攻病態内科学/免疫・代謝内科学
pp.355-366
発行日 2004年5月15日
Published Date 2004/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100170
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
わが国には糖尿病の療養指導士という制度もありますし,世界的にみても,日本の医療のレベルはきわめて高いと思われます.そこに,看護師,栄養士,薬剤師,臨床検査技師,運動指導士の皆さんに参加していただいてチームができれば,これほど力強い診療体制はないと考えております.
ただ,従来の医師主導,医学主導のものの決め方ではなくて,いかに患者さんを中心とした医療ができるかが今後の課題ではないでしょうか.今日は,インスリンを導入することになった患者さんの事例をもとに,医学的および心理的なサポートとして,どのようなかかわりができるかを,皆さんと考えたいと思っています.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.