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特集 糖尿病診療の神話と事実―日常診療のなかの不確実性
神話と事実
インスリン導入にあたっては速効型(超速効型)インスリンの各食前3回注射は最も理にかなった方法である
Three-time injection regimen before meals is the most reasonable at an introduction of insulin treatment. Is it true?
内潟 安子
1
1東京女子医科大学糖尿病センター
キーワード:
2型糖尿病
,
インスリン療法
,
食前3回注射法
,
混合2回注射法
Keyword:
2型糖尿病
,
インスリン療法
,
食前3回注射法
,
混合2回注射法
pp.765-768
発行日 2005年9月15日
Published Date 2005/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100027
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Case 両膝関節の人工関節置換術後の2型糖尿病女性
患者:74歳女性,主婦.
家族歴:糖尿病なし.
生活状況:配偶者との2人暮らし(配偶者にも歩行障害あり,日々の家事,掃除はすべてこの女性が行っている)
現病歴:以前からの膝の痛みを訴えて受診した整形外科で高血糖を指摘された(1994年).SU薬服用開始したが,オイグルコン(2.5)2錠2×でもHbA1C 7.5%以下にできなかった.1996年から当院で30R混合注射療法を開始した(60 kg,BMI 24.0).朝30R18単位,夕30R6単位で,HbA1Cは7%以下を保持していた.
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