JIM臨床画像コレクション
プライマリ・ケアの臨床現場で可能な睡眠時無呼吸症候群の検査
藤村 聡
1
1京都大学医学部附属病院総合診療部
pp.798
発行日 2002年8月15日
Published Date 2002/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903605
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近年,"睡眠時無呼吸症候群"は医学界のみならず,マスコミを通じて世間一般の話題となっている.そのため,大学病院などの専門外来にとどまらず,一般の外来にも,睡眠時無呼吸症候群の相談で来院する患者が増えている.
睡眠時無呼吸症候群の検査は,従来,専門施設で一泊入院して終夜睡眠ポリグラフィーを行っていたが,最近は携帯用(簡易型)睡眠ポリグラフィー(表紙左)により,睡眠中の無呼吸の回数,持続時間,酸素飽和度の測定ができ(脳波を除く),自宅での睡眠時無呼吸症候群の診断が可能で,価格も100万円強でプライマリ・ケアの臨床現場でも睡眠時無呼吸症候群の臨床応用が可能となった.
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