病気のはなし
睡眠時無呼吸症候群
須藤 英一
1
,
四元 秀毅
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.96-100
発行日 1995年2月1日
Published Date 1995/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902235
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新しい知見
睡眠時無呼吸症候群は近年その病態が解明されつつある症候群で,発症機序のうえから,基本型として閉塞型と中枢型とがある.これらはまったく独立したものではなく,上気道の閉塞による機械的刺激が反射性に中枢の活動に抑制を及ぼしている可能性が指摘されている.
睡眠時無呼吸症候群の診断基準の中に酸素飽和度低下をパラメーターとして採用すべきであるとする説が検討されている.
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