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特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
睡眠時無呼吸症候群
Epidemiology of sleep apnea syndrome
北村 拓朗
1,2
,
宮崎 総一郎
2
,
鈴木 秀明
1
Takuro Kitamura
1,2
,
Soichiro Miyazaki
2
,
Hideaki Suzuki
1
1産業医科大学耳鼻咽喉科学講座
2滋賀医科大学睡眠学講座
pp.1068-1074
発行日 2013年12月20日
Published Date 2013/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102687
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POINT
●睡眠時無呼吸症候群の有病率は,対象疾患をSDBとするのかOSASとするのか,また呼吸障害の判定閾値をいくつにするのかなどによって大きく異なる。
●日本人男性のOSAS有病率は17.6%と報告されており,欧米と同様な有病率であることが示されている。
●小児のOSAS有病率は1.2~5.7%であると推定されている。
●日本の6~8歳児のOSAS有病率はISCD-2の診断基準では3.5%であった。
●成人女性,小児では疫学データがまだ不足している。
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