総合外来
「頭痛+発熱」患者における髄膜炎のrule out―項部硬直の有無による判定とその信頼性
加藤 博之
1
,
松原 伸一
1
,
江村 正
1
,
高島 敏伸
1
,
大森 啓造
1
1佐賀医科大学内科
pp.938-939
発行日 1997年11月15日
Published Date 1997/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902294
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「頭痛+発熱」を呈して患者が受診してきた際に,当然rule outしなければならない疾患として髄膜炎が挙げられる.その際「項部硬直の有無」は髄膜炎の有無を判断するうえで,極めて重要な情報となるが,髄膜炎が存在しながら項部硬直を示さない症例も存在する.症例を呈示し,髄膜炎を見逃さないための対応策について考える.
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