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特集 かぜ治療の最前線
こどものかぜの診断と治療のポイント
Key points of treatment and diagnosis for common cold in childhood
鈴木 英太郎
1
1鈴木小児科医院
pp.916-920
発行日 1997年11月15日
Published Date 1997/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902287
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ウイルス感染,2次性細菌感染を想定する.中耳炎,副鼻腔炎の併発,熱型に注意する.またかぜといえども抗生物質の選択,使用は大切である.濃性鼻汁が続けば,インフルエンザ菌などを特に注意する.発熱があり,昼間にも多くの咳が出るときは下気道炎に注意する.また夜間咳込む例では,喘息性気管支炎などを除外すると,鼻汁が咽頭にたまっていることが多い.白湯などを飲ますとよい.児の体質も把握すること.
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