総合外来
顔面神経麻痺の診断の進めかた
田渕 富三
1
,
中尾 善亮
1
,
小林 俊光
1
1長崎大学附属病院耳鼻咽喉科
pp.578-580
発行日 1997年7月15日
Published Date 1997/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902199
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末梢性顔面神経麻痺はBell麻痺が最も多く,水痘帯状疱疹ウイルスによるRamsay Hunt症候群がこれに次ぐ.この他にも腫瘍性,中耳炎性など種々の原因によるものがある.随伴症状がない場合,安易に特発性顔面神経麻痺と診断される傾向があるが耳鼻科的検索が重要である.
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