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特集 手・肘・肩の訴えで困ったら
トピックス
膠原病関連検査のsensitivityとspecificity―リウマトイド因子と抗核抗体の臨床的解釈
Clinical assessment of patients positive for rheumatoid factor and antinuclear antibody
岡野 裕
1
1日本鋼管病院内科
pp.477
発行日 1997年6月15日
Published Date 1997/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902171
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- Abstract 文献概要
リウマトイド因子(RF)が陽性であっても慢性関節リウマチ(RA)とは診断できない.また,RAの約20%はRF陰性であり,その場合でもRAを否定できない.抗核抗体(ANA)は,全身性エリテマトーデス,強皮症,重複症候群では高い陽性率を示す.さらに,疾患特異抗体の同定は,その臨床像との関連の観点から,診断に有用である.
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