Update '96
急性腹症とクラミジア・トラコマーチス(Chlamydia trachomatis)感染症
岩崎 寛治
1
1天使病院産婦人科
pp.907
発行日 1996年10月15日
Published Date 1996/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901972
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患者:27歳,未婚女性.約6週間前から右側腹部に重圧感を認め,疼痛は徐々に下腹部に移動し,下痢を伴ったため近医内科に入院し加療を受けていた.症状が改善しないため,約1週後,当科を紹介されて受診となった.
内診上,子宮の大きさ・硬さには異常なく,両付属器が鶏卵大に腫大し圧痛を認めた.
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