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特集 生検ガイドライン
日常診療での生検ガイドライン
病理からみた生検の問題点
Problems of the Biopsy from the Pathological Point of View
弓場 吉哲
1
1天理よろづ相談所病院医学研究所病理
pp.226-227
発行日 1995年3月15日
Published Date 1995/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901451
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■症例1 安全性についての配慮が欠けた症例
患者 48歳,女性.
関節リウマチ罹患患者が蛋白尿,下痢で入院.臨床情報からアミロイドーシスが疑われた.診断確定のため腎生検を施行したが,アミロイドーシスでは血管壁が脆弱で出血の危険があり,直視下で可能で出血に対処しやすく,陽性率も高い歯肉や直腸粘膜の生検を施行するべきであった.
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