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特集 生検ガイドライン
日常診療での生検ガイドライン
骨髄生検
Bone Marrow Biopsy
竹森 信男
1
1旭川医科大学第三内科
pp.224-225
発行日 1995年3月15日
Published Date 1995/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901450
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■再生不良性貧血の症例
患者 28歳,女性.
1988年6月ごろから皮下出血斑出現同年7月28日,当科受診.赤血球数118×104/μ1,Hb 4.7g/dl,白血球数2,090/μ1,血小板数2.8×104/μl,網赤血球O.8%で,汎血球減少症が認められた.骨髄穿刺検査では有核細胞数は0.8x104lで,骨髄は無形成の状態であった.骨髄生検では脂肪髄が確認され,再生不良性貧血の診断が確定した.患者はオキシメトロン(アナドロール)で治療され,4年後には末梢血と骨髄所見は正常化した.
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