JIM Lecture
一般内科医に知ってほしい神経内科の知識―身体的所見の重要性について
橋本 修治
1
1天理よろづ相談所病院神経内科
pp.176-179
発行日 1995年2月15日
Published Date 1995/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901436
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神経疾患の診断は,①高次神経機能,②脳神経系(これは主に脳幹機能を検査している),③四肢および体幹部の運動機能(頸部の筋力,上下肢の筋力,筋緊張,腱反射,四肢および体幹失調,不随意運動),④感覚障害に分け,系統的に検査する.本稿ではこのうち,一般内科医が日常の診療で注意すべき点について,1)軽症意識障害,2)頸部と四肢の筋力低下,3)感覚障害,4)体幹失調,5)そのほか神経疾患診断の若干の留意点に分け述べてみたい.
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