特集 更年期外来
Grand Rounds
一般臨床医のための更年期外来ガイダンス
石塚 文平
2
,
青木 孝允
3
,
高木 誠
1
1東京都済生会中央病院内科
2聖マリアンナ医科大学産婦人科
3愛知県総合保健センター婦人科
pp.150-158
発行日 1995年2月15日
Published Date 1995/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901429
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■更年期障害を示唆するような症状を主訴として来院し,結果的に甲状 腺機能充進症と診断された症例
患者46歳(1947年11月30日生まれ),女性.
初診 1994年7月22日.
主訴①のぼせ感,②膣部違和感.
月経,妊娠歴初経12歳,3妊3経(25歳,27歳,30歳時正常正期産). 家族歴 特記すべきことなし.
既往歴 36歳時胃潰瘍.41歳時子宮筋腫にて腹式子宮全摘術,および左側附属器切除術施行.
現病歴 3年前より主訴①および②が出現.①は夏にひどく,冬も暖かい所ではスカーフを取っていた.
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