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特集 消化器症状へのアプローチ―癌を見落とさない
臨床検査選択のガイドライン
下部消化管内視鏡検査
Colonoscopy
大石 孝
1
1自治医科大学附属大宮医療センター第1総合診療科
pp.1090-1091
発行日 1994年12月15日
Published Date 1994/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901366
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- Abstract 文献概要
■大腸癌の診断に当たっては,まず便の性状を詳細に聴取し,危険因子も考慮に入れて,検査の必要性を検討する.
■大腸内視鏡検査の感度:一般に85~98%と言われており,検査の限界も十分認識しておくことが大切である.
■ポリペクトミーされたものがm癌もしくは脈管侵襲のないsm1癌であれば,経過観察でよく,それ以外のsm癌では追加腸切除が必要となる.
■ポリペクトミー後のフォローはとりあえず1年以内に施行するべきである.
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