一般医のための医像診断セミナー
胃腸疾患の超音波診断―基礎知識(1)
湯浅 肇
1
1聖隷三方原病院総合診療科
pp.360-363
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901160
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連載を始めるに当たって
胃腸の超音波検査は,未解決のことが多い.急性腹症に関しては特にそうである.痛んでいる所,調べてみたい所に聴診器代わりに当ててみる.まずはそこから初めてほしい.胃陽にガスがあるからわからないというのは,間違いであることがわかるはずだ.
1)胃腸疾患の超音波検査は有症状の時が検査の時.
2)胃腸疾患の超音波検査のコツはlow echoの所を探すことである.
3)胃腸疾患の検査の考え方:まず腸管が肥厚しているのか拡張しているのかを見分ける.
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