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特集 直腸診を見直す
直腸診をめぐる問題点
直腸内超音波検査と直腸診
Comparison between Transrectal Ultrasonography and Digital Rectal Examination
梶山 徹
1
1京都大学第一内科
pp.214-216
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901119
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■直腸内超音波検査(transrectal ultrasonography; TRUS, J1)は,専用の超音波装置(J2)が必要であるためスクリーニング検査には適ざず,一般に病変の質的診断を目的に各科専門医により施行されている.
■TRUSの検査対象としては,直腸疾患,前立腺や子宮などの骨盤腔内臓器疾患,腹膜疾患,肛門(周囲)疾患が挙げられる.
■合併症はほとんどなく,患者の苦痛も軽度である.費用としては超音波検査(プラス直腸鏡検査)料のみ請求することが多い.
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