困っている症例
薬剤不応性の8年に及ぶ喀血を主訴とした特発性肺胞出血症候群の1症例―42歳,男性
喜屋武 幸男
1
,
宮城 征四郎
1
1沖縄県立中部病院呼吸器内科
pp.149
発行日 1993年2月15日
Published Date 1993/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900745
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治療に反応せず,8年にわたって喀血,胸痛,呼吸苦が持続している症例について報告する.症例は42歳男性.34歳より10ml程度の喀血,左側胸痛,38℃前後の微熱が出現したため,近医にて入院精査を受けるも確定診断つかず,当院へ紹介となった.
聴診上,両側肺に呼気性のwheezeを聴取.
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