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特集 ルーチン検査でここまでわかる
Editorial
Generalistとルーチン検査
Routine Laboratory Testing in General Medical Practice
伴 信太郎
1
Nobutaro Ban
1
1川崎医科大学総合臨床医学
pp.843
発行日 1991年12月15日
Published Date 1991/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900267
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ルーチン検査とは
日本臨床病理学会は,「いつでもどこでも必要な検査」として,1)尿検査:蛋白,糖,ウロビリノゲン,潜血,2)血液検査:WBC数,Hb,Ht,RBC数,3)糞便検査:潜血,4)赤沈とCRP,5)血液生化学検査:血清総蛋白濃度,A1b/g1ob比(A/G比)を提唱している.本特集の"ルーチン検査"の内容は,この5つの検査を基本としているが,尿検査は沈渣まで,血液検査は血小板数とWBC分画まで含めたものを,血液生化学検査は約20項目をスクリーニングする検査まで含め,それに症候に応じて他の検査項目を追加したものである.
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