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Dr.徳田×Dr.岸田「誰も教えてくれなかった『風邪』の診かた」(前編)
徳田 安春
1
,
岸田 直樹
2
1筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター・水戸協同病院総合診療科
2手稲渓仁会病院総合内科・感染症科
pp.604-614
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102916
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総合診療医,内科医であれば誰もが診る「風邪」患者.しかし,その診かたを教わる機会は実はほとんどないのが実情だ.「風邪」は自然と治るものだが,たくさんやってくる「風邪様患者」のなかに,実は見逃してはならない重篤な疾患が隠れていることも少なくない.医師にとって,「風邪様症状」の見極めはきわめて大切なスキルといえる.
本誌では,「風邪の診かた」をテーマに,本誌編集委員の徳田安春氏と,昨冬,書籍『誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた』(医学書院)を出版し話題をさらった岸田直樹氏による公開収録セミナー(2012年12月2日)を開催したので,本号,次号の2回にわたり紹介する.
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