特集 実践!家族アプローチ
【コラム】
家族アプローチのエビデンス
山田 宇以
1
1聖路加国際病院心療内科
pp.818-819
発行日 2012年11月15日
Published Date 2012/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102653
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家族アプローチの研究は介入方法により①家族教育(病気とその管理法について教育し,家族関係には触れない),②家族心理教育(家族に対処法,技術を教えるとともに,病気と家族関係の相互作用も扱う),③家族療法(心理士が家族内機能不全について介入し,病気の教育は稀)の3つに分類される.家族介入は統合失調症,気分障害,物質依存,摂食障害などの精神疾患や家族問題に有用だが1),プライマリ・ケアでよくみられる問題にも効果が示されている.
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