特集 外来診療必読エビデンス—日米比較で考える内科Standards of Excellence
各論
日本編 禁煙—エビデンスに基づいた禁煙へのアプローチ
安田 雄司
1,2,3
1啓生会やすだ医院
2京都禁煙推進研究会
3下京西部医師会
pp.1074-1077
発行日 2017年6月10日
Published Date 2017/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224974
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Point
◎35歳未満のニコチン依存症の患者でも禁煙保険治療を受けることが可能になった.
◎禁煙を希望しない患者には「動機づけ面接法」が有用である.
◎未成年者への禁煙治療のエビデンスはまだ不十分であるものの,禁煙治療はカウンセリングが主体となる.
◎禁煙治療を行ううえで医師会の役割は大きく,多職種の連携による禁煙支援・治療の普及が期待される.
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