特集 チームを動かすコンサルテーション
【総論】
チーム医療の組織論―C.I.Barnardの協働システムの理論的観点から
蒲生 智哉
1
1目白大学経営学部経営学科
キーワード:
協働
,
コミュニケーション
,
貢献
,
誘因
,
有効性
,
能率
Keyword:
協働
,
コミュニケーション
,
貢献
,
誘因
,
有効性
,
能率
pp.180-183
発行日 2012年3月15日
Published Date 2012/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102436
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チーム医療は,医療サービス提供プロセスにおいて複数種のスタッフによる協働を必要とする.本稿は,近代組織論的観点からチーム医療を一協働システムとしてとらえ,その仕組みを考察するものである.チーム医療は,一般的な企業組織に比べ,複雑かつ特殊な問題を抱え実践に問題をきたすケースもままみられるが,古典的な理論をもって考察することで,その協働のあり方を見直し整理する機会を提供することになれば幸いである.
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