特集 痛みで困ったとき
対応に苦慮する痛みの診断と治療
複合性局所疼痛症候群(CRPS)
福井 弥己郎
1
1滋賀医科大学付属病院ペインクリニック科
pp.986-987
発行日 2011年12月15日
Published Date 2011/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102360
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複合性局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome:CRPS)は,骨折や外傷や神経損傷の後に痛みが遷延し,早期から廃用障害を引き起こすことのある症候群である.鑑別すべき疾患ではなく,四肢の病態を表す言葉であるという理解が必要である.
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