シネマ解題 映画は楽しい考える糧[40]
「半落ち」
浅井 篤
1
1熊本大学大学院生命科学研究部生命倫理学分野
pp.793
発行日 2010年10月15日
Published Date 2010/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102020
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幸せな人生の幕の閉じ方とは
本連載の第28回では堤幸彦監督の「明日の記憶」(2006年日本映画)を取り上げ,病名告知を含む認知症に関わる生命倫理上の問題に触れました.同テーマでは,実在の作家の生涯を描いたリチャード・エア監督の「アイリス」(2001年イギリス映画),老夫婦の愛情が奇跡を起こすニック・カサヴェテス監督の「きみに読む物語」(2004年米国映画),新婚の27歳女性が認知症に侵されるイ・ジェハン監督の「私の頭の中の消しゴム」(2004年韓国映画)などがお勧め作品です.
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