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専門医からジェネラリストへ―専門医からみたジェネラリストとは? なぜジェネラリストに転身したのか?
臺野 巧
1
,
竹口 文博
2
,
吉川 哲矢
3
,
松村 真司
4
1勤医協中央病院内科(総合診療部)
2国立病院機構東京医療センター総合内科
3厚木市立病院内科
4松村医院
pp.1042-1050
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101585
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◆かつて日本のジェネラリストたちは,何らかのスペシャリストとして専門をもち,開業したり地域の病院へ赴いたりするなかで必要に迫られてジェネラリストの仕事をしてきた.つまり,はじめから「ジェネラリスト」のコースを歩んできた人は少数派だったといえる.
しかし最近は,卒業後2年間の初期臨床研修があり,そのままジェネラリストのコースを最終的なキャリアパスに選ぶ医師が増えている.一方で,専門医として活躍したのちにジェネラリストに「転身」する医師がジェネラリストの世界に感じるギャップも変化してきているようだ.本座談会では,今まさに専門医からジェネラリストへの転身の過程にいる3人の先生をお迎えした.
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