総合外来
―セルフ・モニタリング法を用いて患者に自発的な行動変容を促す―外来での生活習慣改善支援策
松嶋 大
1,2
,
佐藤 元美
2
,
菊地 里美
2
,
梶井 英治
1
1自治医科大学附属病院総合診療部
2国民健康保険藤沢町民病院
pp.788-791
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101513
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2008年4月に特定健診,いわゆるメタボ健診が導入された.メタボ健診の目的は,メタボリック症候群(予備軍を含む)を早期に発見し,該当者に「特定保健指導」を行うことで生活習慣病の発症を予防しようというものである.メタボリック症候群や生活習慣病への対策としては,いうまでもなく生活習慣の改善が最重要課題の1つである.しかし,従来の短い診察時間では,生活習慣改善の支援にまで踏み込むことは難しかった.本レポートでは,生活習慣改善の支援策として有効なセルフ・モニタリング法を紹介する.
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