What's your diagnosis?[57]
去る恋人を待ち続け
鈴木 和歌子
1
,
後藤 啓介
1
,
保井 光仁
1
,
小田切 拓也
1
,
脇坂 達郎
1
,
三島 信彦
1
1愛知厚生連海南病院総合内科
pp.737-739
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101213
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病歴
患者:50代,女性.保険外交員.
主訴:発熱.
現病歴:5~6年前に健診で軽度の高血糖を指摘された他は健康.入院3カ月前から両膝~大腿後面の軽度筋肉痛が出現し,徐々に悪化.38℃の発熱と両下腿~足背の浮腫も同時期から出現.筋肉痛と浮腫に日内変動はないが,3~4日単位の波があった.夜間盗汗あり・悪寒戦慄なく,起床時は36℃台だが,午後から38℃台に発熱する.仕事中,玄関先でしゃがむと後方に倒れるため,立って書類を書いていた.徐々に食欲が低下し,入院2カ月前に近医を受診.抗菌薬内服および点滴投与を受けたが改善せず.倦怠感は増す一方で,体重は60kgから55kgに減少した.入院3日前,デキサメタゾン4mgを2日間施行され,発熱・倦怠感とも改善した.膠原病の疑いといわれ,当院を紹介受診.社会歴・家族歴・生活歴には特記事項なし.
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