総合外来
一般外来・救急外来におけるレイプ対応
岩田 健太郎
1
1亀田総合病院 総合診療・感染症科
pp.422-426
発行日 2007年5月15日
Published Date 2007/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100944
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レイプ,あるいはレイプ疑いの患者をケアする機会は,一般的な医療現場ではそう多くはないかもしれない.しかし,被害者やその家族が最初に頼り,相談に来るのはあなたかもしれない.いざという時に適切な対応を取るためのポイントをここに概説する.
なお,男性(とくに小児)に対する性的暴力行為も存在するが,ここでは頻度として圧倒的に多いと考えられる女性(この稿では,女児の被害を除く)に対するものを対象とする.
本稿は米国における教科書的な推奨と筆者のニューヨーク市における経験に,日本における事情を加味して執筆したものである.
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