感染症フェロー便り[8]
Learning Organization―「今日はいいディスカッションだったね」
松永 直久
1
1UCLA Affiliated Program in Infectious Diseases
pp.68-71
発行日 2007年1月15日
Published Date 2007/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100848
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現在所属しているプログラムでは,在郷軍人病院,private hospital,county hospitalと性格の違う病院を回るため,多彩な疾患に出会うことができます.そんな3つの病院の症例を持ち寄って週1回3例ずつ症例検討を行っていますが,presenter,discussant,audienceのどの立場で参加しても,毎回大変勉強になります.組織全体が学習する場である症例検討会を,私は毎週楽しみにしています.1年にすると150例検討することになり,1年半経った今では,自分の進歩を実感し,さらに学ぶための貴重な場になっています.
ここで,簡単に形式をご紹介します.
Presenterは病歴(主訴・現病歴・既往歴・使用薬剤・アレルギーの有無・家族歴・社会歴),身体所見,血算や生化学などの基本的な検査所見を1枚にまとめて発表します.
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