What's your diagnosis? [30]
大きくなったり,小さくなったり
松村 理司
1
,
池田 裕美枝
1
,
山本 舜悟
1
,
山本 万希子
1
,
戸城 仁一
1
1洛和会音羽病院総合診療科
pp.443-445
発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100488
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
病歴
ADLの自立した43歳の主婦.入院20日前に当院神経内科外来にて,5年前発症の右顔面痙攣に対して,右顔面へのボツリヌス毒素(ボトックス(R))注射療法を初めて受けた.その約1週間後に,右口角の引きつれ,右顎下部の腫脹・圧痛を自覚するようになった.入院5日前の神経内科の再受診時に,右顎下リンパ節の腫脹が指摘されている.帰宅後に38℃の発熱に気づいた.翌日(入院4日前)に当科外来を受診し,頸部リンパ節炎としてオーグメンチン(R)が処方された.しかし,解熱せず,全身けん怠感も強いため,12月5日に救急室を受診,入院となった.乾性咳嗽,軽度咽頭痛,食思不振を伴う.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.