となりの総合診療部 21
天理よろづ相談所病院総合診療教育部
八田 和大
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1天理よろづ相談所病院総合診療教育部
pp.770-771
発行日 2006年9月1日
Published Date 2006/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100422
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本院は1935年に設立され,1966年に1,001床の最先端医療を誇る病院となり,臓器別診療で一応の成果をあげました.しかし専門分化の弊害も目立ったため,1975年に全国ではじめて総合外来・総合病棟を新設し各科の壁を取り払った総合診療制度を導入し,総合診療を研修の場とする臨床研修制度を開始しました.この研修制度の目的は,「将来の専門・進路に関係なく患者の持っている問題を抽出し,チーム医療で解決をはかる医師としての基礎を教育すること」です.
総合診療の特徴
総合診療教育部は,郡義明部長のもと,研修システムを発展させ,大病院のなかでの専門診療と並行しながら「患者さんの全身を診る総合診療」を展開しています.
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