臨床研修の現状―現場からの報告・5
天理よろづ相談所病院腹部一般外科
松末 智
1
1天理よろづ相談所病院腹部一般外科
pp.60-63
発行日 2006年1月20日
Published Date 2006/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100330
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1 はじめに
天理よろづ相談所病院では,1976年より全国に先駆け総合診療とレジデント制を基盤とする卒後臨床研修が始まった.当初から総合病棟勤務,麻酔科勤務,小児科勤務を必須とした研修体制がとられ,レジデント総合病棟で,専門内科6科と腹部一般外科の患者を各科のスタッフと受け持つ方式で研修を行ってきた.したがって,このたびの新医師臨床研修制度の発足に当たっても,ほとんど体制変更を行う必要がなかった.そのような状況で,このたびの制度改正下での当院研修体制と外科研修の実情を報告する.
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