特集 失神診療をきわめる
知っておきたい検査法
①シネMRI
平野 雅春
1
,
山田 昌央
1
,
寺岡 邦彦
1
,
山科 章
1
1東京医科大学第二内科
キーワード:
高空間分解能
,
心機能評価
,
低侵襲
,
MRI
Keyword:
高空間分解能
,
心機能評価
,
低侵襲
,
MRI
pp.308-311
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100317
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近年,MRIはハードウェアの進歩と高速撮像法の開発により,時間分解能および空間分解能が飛躍的に向上した.現在では,約60分の検査時間内に心機能,心筋血流,心筋バイアビリティの評価,さらには冠動脈の描出が可能となった.従来の検査法に比し情報量がきわめて多く,かつ低侵襲なため,心臓MRI(CMR)は虚血性心疾患の画像診断法として,大きな注目を浴びるようになった.本稿では,そのなかで心臓の機能的評価方法であるシネMRIについて紹介する.
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