増刊号 最新臨床研究から探る眼科臨床のギモンQ&A
4 神経眼科・弱視・斜視
斜視手術でplication術を使うのはどんなときですか?
櫻井 藍子
1
,
後関 利明
2
1神奈川歯科大学附属横浜クリニック眼科
2国際医療福祉大学熱海病院眼科
キーワード:
plication術
,
前転術
,
斜視手術
,
低侵襲
Keyword:
plication術
,
前転術
,
斜視手術
,
低侵襲
pp.185-188
発行日 2022年10月30日
Published Date 2022/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214585
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切筋の必要がないplication術は,切筋を要する前転術と同等の効果があります.前眼部虚血を回避でき,lost muscleを生じず,術後早期であれば修正可能であり,術後屈折に影響を与えない,前転術より低侵襲の術式です.前転術の適応となる症例はplication術の適応です.
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