特集 日常診療に求められるリハビリテーション
知っておきたいリハビリテーションの流れ
呼吸器リハビリテーション
藤谷 順子
1
1国立国際医療センターリハビリテーション科
キーワード:
包括的呼吸器リハビリテーション
,
運動耐容能
,
COPD
,
呼吸理学療法
,
呼吸療法認定士(J1)
Keyword:
包括的呼吸器リハビリテーション
,
運動耐容能
,
COPD
,
呼吸理学療法
,
呼吸療法認定士(J1)
pp.988-990
発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100210
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
呼吸リハのサブタイプ
呼吸リハといっても,対象となる症例によって,内容は異なる.大まかに分けると,表1のようになる.誌面の関係で,今回はCOPDの呼吸リハプログラムの確立していない施設で,主治医が呼吸リハを指導する際のポイントを解説する.
DOE(労作時呼吸困難)を主訴とする慢性呼吸器疾患の指導のポイント
DOEによる悪循環を断つこと,呼吸の効率を改善すること,日常生活でのDOE発現場面を少なくすること,の3者を並行して進めることが重要である.この3つのどれを欠いても十分といえない.患者本人,必要なら家族に,病態生理を含めて丁寧に説明して,セルフコントロールを目指す.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.