特集 MRIの使い方
プライマリ・ケア医のためのMRIの基礎知識
林田 佳子
1
,
山下 康行
1
1熊本大学病院放射線科
キーワード:
スピンエコー法
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T1値
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T2値
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スピンエコー法
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pp.100-103
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100047
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MRIは無被曝,低侵襲である特性を生かし,形態情報と機能情報を同時に取得できる重要なツールである1).頭部や関節,骨盤部など,生理的な動きがない部位が適応とされていたが,近年のMRIの進歩とともに,腹部や心臓,血管を含め,すべての臓器,部位が適応可能となり,今や日常診療になくてはならない機器となっている.
このように日常診療でしばしば使われるMRIとは,どのような機器であろうか.臨床上は,この原理について詳細な物理的な理解はいらないかもしれない.しかし,MRIが日常の診断に使用されるようになっている今日,本稿ではMRIの原理を簡単に紹介したいと思う.
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