特集 日常診療に役立つ小児画像診断のコツ
MRI 腹部
西川 正則
1
1大阪府立病院機構大阪母子医療センター 放射線科
キーワード:
MRI
,
腹部
,
スピンエコー法
,
拡散MRI
,
グラディエントフィールドエコー法
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Abdomen
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
pp.1458-1462
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022011607
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>(1)MRI施行に際し、鎮静を要する児に対しては、より安全にMRI検査を施行するために患児の十分な監視と緊急時のバックアップ体制を整えておく。(2)MRIを撮像する際は、目的に応じて、撮像法や撮像断面を選択することが重要である。(3)拡散強調画像、ADC mapは腫瘍の悪性度や治療効果を判定する際に有用なことがある。(4)肝細胞特異性造影剤は正常肝細胞に取り込まれるその特性から、種々の肝腫瘍の鑑別診断や肝内病変の検出率向上に役立つ。
Copyright© 2021 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.