小さな工夫
乳幼児における留置カテーテル屈曲防止の工夫
佐久間 孝雄
1
,
小川 修
1
1延岡クリニック
pp.876-877
発行日 1998年10月20日
Published Date 1998/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904472
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カテーテルの留置は泌尿器科医にとってきわめて一般的な処置であり,通常,カテーテルの留置後は牽引防止を目的にカテーテルを身体の一部に固定する。
乳幼児にカテーテルを留置した場合,(1)カテーテルが細い,(2)身体が小さいためにカテーテルを固定する部位が限られる,(3)当然のことながら本人の理解と協力が得られず,身体を抑制してもある程度の動きは避けられない,などの要因により,容易にカテーテルの屈曲が生じる。
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