病院めぐり
浜の町病院泌尿器科
小藤 秀嗣
pp.431
発行日 1997年5月20日
Published Date 1997/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904400
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当院は昭和26年4月,非現業共済組合連合会聖福病院附属浜の町診療所として発足し,昭和27年6月,聖福病院より独立,福岡浜の町病院と改称し,昭和33年7月,国家公務員等共済組合連合会浜の町病院となり,現在に至っています。当院は基本的には国家公務員共済組合連合会の加入共済組合職員および家族のための福祉事業施設ですが,外来患者数に占める組合職員およびその被扶養者の割合は約27%,入院患者におけるそれは12%程度です。福岡市のほぼ中心部に位置し,交通の便も良好で,現在,病床数500有余の福岡市の代表的基幹病院の1つとして,市および近効の医療の中核を担ってきています。
開院当時より皮膚泌尿器科として発足していましたが,昭和42年11月に皮膚科と分離しました。平成9年2月現在,神崎仁徳部長以下,泌尿器科学会認定指導医3名が診療に当たっています。外来患者は1日平均45〜50名,入院患者は年間400〜450名で,常時20〜25名が入院しており,ここ数年大きな変動はありません。手術は年間300〜350件(体外衝撃波結石破砕術を除く)で,これもここ数年大きな変動はありません。
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