連載 PHNサギリが行く へき地の保健師活動紹介記・3
瀬戸内町
青木 さぎ里
1
1自治医科大学看護学部地域看護学領域
pp.524-529
発行日 2007年6月10日
Published Date 2007/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100802
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こんにちは! サギリです。私はいま,奄美大島の空港にいます。昨日,羽田行きの飛行機に乗って帰る予定でしたが,悪天候のため欠航してしまい,1日延泊しました。自然には敵わないという,人間の無力感を体験してこそ離島を知るとでもいいましょうか。今日も天気が悪いから東京へ帰れないかもしれない…そんな不安を吹き払うために,これを書いています。
前置きが長くなりましたが,今月は奄美大島にある瀬戸内町の保健師,竹島良子さんにお話を伺ってきました。鹿児島県奄美大島は,誰もがご存じの有名な島ですね。お酒好きには黒糖焼酎,自然好きには原生林の探検,伝統工芸に興味がある方には「絣の宝石」とも呼ばれる奄美大島紬(泥染をした絹の織物),賑やか好きには島唄(ちなみに,瀬戸内町は元ちとせの出身地!),海好きには美しい海でダイビングやシュノーケリングなど,どなたでも楽しめる魅力ある島なのです。
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